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やっぱり便利だ。 - 2004年03月10日(水)

Sibeliusネタばっかしてごめんなさい。って先にあやまっておきます。

ぼちぼちと技術を学びつつあるのですが
今日の大収穫はパートごとで音色を自由自在にあやつれるという技。

ここでDTMを知らない方のために解説だあ。
(って、たぶんこれで合ってるはず。間違えてたらそっと指摘してね・・・)
パソコンで音楽を作って音を鳴らすには、「MIDI音源」てのが必要なんですね。
その音源にピアノやらサックスやらといったあらゆる音が入っていて
その中から音を選んで演奏させるというしくみになっておるのです。
音源といってもいろんな会社がいろんな音源を作っているので
それらひとつひとつに対応したパソコンなりソフトを作っていては
たまったもんじゃありません。
そこで、MIDI音源の標準規格をそろえましょう!というわけで登場するのが
「GM音源」というやつ。ちなみに「GM」は「General MIDI」の略称。
これは128の音色から構成されていて、0番にはピアノ、1番には・・・と
いうふうに、決められた番号の中に決められた音色を当てはめましょうという
決まりの下に成り立ってます。
これにより、どんな会社の音源を用いて音楽を作っても
この「GM」の約束事に従っていれば、ほぼ正しく音楽を再生してくれます。

と、前おきはこのくらいにして
僕が感動しているのはここからのハナシ。

このGMを基本として、各社ではそれぞれの独自性を生かして音源を作っています。
DTMをかじったり、パソコンで音楽を聴こうとしたことのある人なら
「XG」とか「GS」とかいう言葉を聞いたことがあるかもしれません。
ちなみに「XG」はヤマハが開発した独自の音源フォーマット。
「GS」はローランドが開発した音源フォーマットです。
何が違うの??というとちょっとややこしいのですが
要は音色そのものとバリエーションの違いといったところでしょうか。

むずかしい?むずかしい!?

もっと具体的に言うと
さっき話した128の音色を横軸に並べたとしたら
それぞれの音色ごとに「バリエーション」という縦軸があるということになります。

やっぱり、ようわかりません?

つまり、ピアノの音色を基本として
「明るい音色のピアノ」「クラシックに適したピアノ音色」「堅い音色のピアノ」
など、それぞれの会社が独自の工夫を凝らしてこんなバリエーションを組んでいます。
ちなみに僕が使っているのはROLANDのGS対応音源です。
と、一見得した気分で便利に思えるのですが
会社ごとに規格が異なるわけですから
当然ソフトの側からこれらの音が鳴るように設定するのは
かなり面倒だし、ある程度のMIDIに対する知識も必要になってきます。
(実際、楽譜作成ソフトでここまで設定するのは
ワードでイラストレーターに近いことをするくらい
面倒なような気もしますが)。

それが、なんとSibeliusは超カンタン。
ちょっとしたMIDIの法則を理解するだけで
カンタンに設定を変えることができるのです。
これに気づいてからは
うちのバーチャル吹奏楽団も音色をカスタマイズして
だいぶ気に入ったサウンドを作れるようになりました。
楽譜作成ソフトでここまでカンタンにできるのは、かなりありがたい話です。
また、同じパート譜の途中で音色を変える、という技もできるようで
これもまた、鼻血がでるほどありがたい話で感動しております。
(たぶん、これを理解してくれる人のほうが少ないんでしょうけど)

もちろん、MIDIの知識を持っていたら
もっとカスタマイズすることも可能みたいです。
って、そこまではまだ詳しくないんだけどねー。

と、このように日々新鮮な感動を味わいながら
もうすぐテストで浄書している楽譜ができあがります。
わくわく。
by satton07 | 2004-09-11 23:13 | Diary


どもー。


by satton07

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