京響プレミアム 岸田繁交響曲第1番初演@ロームシアター京都

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はじめてのロームシアターはくるり岸田氏のクラシック作品初演!
くるりは聴き込んでいる方ではないけれど
けっこうジャンルレスに作品を発表してるのには関心があって
クラシックの曲を書く、と聞いてこれはぜひ行ってみたいなあと思ってました。

岸田さん、特別な音楽教育はほとんど受けていないというのに
これだけの大曲を書き上げるという、そこにまず衝撃を受けました。
自身が無類のクラシック好きというのは聞いてたけれど
たぶん半端ない量の曲を聴き込んでいたんだろうなあというのは
想像に難くないなと。
でなければ、これほどの複雑な和声や対位法を駆使した構成の楽曲って
つくられへんのとちがうかなーと思うのです。
曲の方は、本人が好きだと公言している作曲家の雰囲気が
パッチワークのようにちりばめられているような感じがしました。
自分自身が感じたのは、
ベートーベン、ブラームス、バルトーク、ストラビンスキーとかその辺の音楽かな。
あと、すぎやまこういちがつくるドラクエのBGMのようなアプローチもあったり
たまに見え隠れする、くるりっぽい音の重ね方があったり
聴いてて飽きないおもしろさがあるなあと思いました。
全体的には、後期古典派とかロマン派、近代のオケ作品の雰囲気がベースにあって
思ってたよりも奇をてらわない感じだったかなと。

くるりといえば、「上海蟹の朝〜」がとてもいいなと。
その前の「Liverty and Gravity」でも感じたんだけれども
クラシックやインド・アラブの音楽やロック、ポップスの要素もあったり
ジャンルを飛び越えて、作り手自身がいいと感じた音楽の様々な要素が
ひとつの音楽のなかでごった煮になっている感じが
とてもいいなあと思っていました。
なので、今後の作品で、どんどんそういう実験的なことを重ねて行けば
もっとおもしろい音楽ができてくるんではないのかなーと
次回作以降、けっこう楽しみです。

なんとなくクラシックの世界って
変に保守的なところがあったり、そうかと思うと王道を通すことを
どこか恥ずかしがったり避けるような節があったり
そういうふうに感じるところがちょっと苦手だなーと思うのですが
自分の影響の受けてきた音楽を素直に反映しながら
作曲されている音楽という意味で、きわめてフラットで、
ポピュラー音楽的なスタンスがあるんじゃないかなーと思いました。

ポップスやロックのフィールドで活躍する人だからこそ
こういうことができるのではないかな、と思ったりもして。
槇原敬之や矢野顕子なんかでも同じようなものを感じるんですが
そういう音楽がやはり自分は好きなんだなあ、とあらためて感じた次第。

会場限定のCD「管弦楽のためのシチリア風舞曲」も購入。
こっちもとってもよいです。

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by satton07 | 2016-12-04 20:31 | 観に行ったライブ | Comments(0)


どもー。


by satton07

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