話は目で聞く

中学校の頃、ハナフサ先生というそれはたいそう厳しい先生がいた。
学年集会やら生徒指導の時間になったら決まってマイクを握り
生徒たちの生活態度についていろいろと注文をつけていた。
正直ちょっと押し付けがましかったり
なんとなく自分のクラスの生徒を贔屓目に見たりするところが見え隠れして
自分はあまり好きではなかった。
が、ひとつだけ「なるほどなあ」と腑に落ちて
いまでも心に留めている言葉がある。

それが、「話は目で聞く」ということば。

単純に、人の話を聞くときは
その人の顔をみながら聞きなさい、という意味だ。
話を聞いているんだという態度を相手に示すことで
相手も「話を聞いてくれているんだ」と感じ取ることができて、
話していて安心感を得られるし
意識的に相手に注意を向けることで
自分自身も注意して人の話を聞くようになるものだ、ということらしい。

なんだか口癖みたいに先生も言っていたので
はじめのうちは言葉だけが頭にのこっていたんだが
おとなになるにつれ
就職試験で面接をやったり
社会人になっていろんな人と接したりするうちに
ホントにそのとおりだなあ、と心から思うようになった。

しごとでも何でも、
メモばっかりとって「うんうん」とか言ってる人とか
あさっての方向を見ながら「ええ」とか相槌を打ってくるような人に
いろいろ話していても
「こいつホンマに聞いてるんかな」とか思ってしまうし
たとえホントに話を聞いていたとしても
なんかあんまりいい気分にはならないのが正直なところだ。

いやらしいことを言えば
目を見て話を聞きながら、たまに相槌なんてうつことで
たとえ話を聞いていなかったとしても
「ちゃんと話を聞いてくれているんだ」という印象を与えることだって出来てしまう。
ほとほといやらしい話ではあるが。

で、何が言いたいのかというと
いろんな関係性が世の中にはあるんだけど
距離感のわからない関係性とか
仕事上の付き合いとか
相手とある一定の距離を保ってお付き合いをしないといけないような場合は特に
相手に対して「あなたの話をきちんと聞いているよ」という態度を身体で示すことは
関係をつなぎとめる、という意味においても
とても大事なポイントなんだと思う。
またまたいやらしい言い方だが
好印象を与えるか否かで
その後の話も聞いてもらえるかどうかが決まってしまうわけだし。
世の中いろんな考え方があると思うけど
自分はこれが社会人としてのエチケット、みたいなもののひとつかな、と思う。


なんてことを考えていると
けっこういいこと言ってたんやん、とか思って
ハナフサ先生の好感度約15年の時を経てちょっとアップ。みたいな。
[PR]
by satton07 | 2005-08-18 01:43 | Diary


どもー。


by satton07

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

ブログパーツ

カテゴリ

全体
Profile
音楽活動
Diary
読んだ本
観に行ったライブ
ウチのCD棚
ウチのCD棚♪ブックマーク
たび
おきにいりのお店

Bookmark

フォロー中のブログ

おキモノでSoul
chikazoのページ
音楽の杜
さっぷうけい。
Oh, My God!!!
日々のわたくし
できれば、平和に、すごしたい。

最新のトラックバック

http://venus..
from http://venusha..
http://while..
from http://whileli..
http://www.v..
from http://www.val..

以前の記事

2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
more...

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧