#044 木村和「何の変哲もないLove Songs」

b0024020_0324957.jpg木村和(KAN)「何の変哲もないLove Songs」

発売:2005/8/1
アップフロントエージェンシー ¥2,100
(限定盤。現在は入手不可能)
邦楽:ポップス・ピアノ系



え?誰??とな。KANちゃんですよ。KANちゃん。
自身のサイト開設記念で、Web申込のみの限定盤。
限定盤ってことで、本名名義で出したんですって。
新曲を含む、オール弾き語り。
ついにこの人も出しましたか、って感じ。いやいや待ってたよホントに。
KANちゃんって、実は自分のピアノ弾き人生に
ちょっとした影響を及ぼした人でもあるのだ。

前回同様ムカシの話。
幼少時よりピアノを習っていたが
「男がピアノなんて」なんとなくヒヨワ〜みたいに見られていたので
あんまり人前でピアノ弾くのはいやだった。
けど、中学3年生のとき「愛は勝つ」がヒットして
グランドピアノを前に潔く歌うこの人の姿を見て
ものすごい衝撃をうけた。
そして、この人のように弾き歌いができるようになりたいなあ、と思った。
そして、生まれて初めて「ピアノを弾ける男子はオイシイ」ことを認識した。

それからは、ピアノの前にラジカセを置いて、耳コピしたり
うた本を買ってきてコードを覚えて
つたない技術で弾き歌いを練習するようになった。
そんな中でも、KANちゃんはけっこうやってた。
「永遠」とか「プロポーズ」にはじまり
「けやき通りが色づく頃」なんかもやったっけ。
あの、自分でいうのもなんですけど
当時の中学生にしては別の意味でけっこう弾けてる方だったと、思う(自画自賛)。
だって、同級生でピアノ上手い女子とかいたけど
ショパンやベートーベンのソナタやってるとか聞いても
独学でインプロビゼーション(即興演奏)とか
弾き歌いやってる人なんて聞いたことなかったし。

けど、当時は自分から「弾かせてくれ〜」なんてアピールするほど
積極的ではなかったし
なにより人前でピアノ弾くのが恥ずかしかったので
ましてや人前で弾き歌いするなんてゼッタイあり得ないって思ってた。
今思えば、複雑なる思春期だったのでしょうかね。
もっと押しが強い性格だったら
ひょっとしたらジンセイ変わってたかもしれないなあ、とか思ったりして。
(うそうそ)

ところで、自分がローティーンを過ごした90年代初頭って、
ピアノを弾きながら歌うスタイルがやたらと多かったように思う。
そのころ好きだった辛島美登里の「サイレント・イブ」しかり
槇原敬之の「どんなときも。」しかり。
そういや大江千里とかもおった。
そういう意味でも、
そのころの音楽シーンは、今の自分にも多分に影響を与えているんだろう。

と、またまた大脱線したのですが
自分とピアノの弾き歌いの最初の接点であるKANちゃんが
こんなアルバムをつくるってのは
ちょっと感慨深いものがあったりする。
けど、最初に聴いたときは失礼ながらものすごく「安っぽく」聞こえてしまった。
ピアノも四つ打ち(四分音符でリズムを刻むこと、ね)が中心だし
表面的な技術はさほど高いとは感じなかったからかもしれない。
けど、詞とセットにして一曲一曲を聴いたとき
ものすごく味わい深いものになる。
一言一言がココロに染みわたる感じ。
新曲の「何の変哲もないLove Song」は、まさにその真骨頂。
シンプルなピアノと、まっすぐな歌詞と歌声。
あまりにイイので
実際に耳コピして久しぶりにうたってみた。
うたってみたら、病みつきになってしまった(笑)。
他の曲も、原曲に負けじと劣らない演奏揃い。
とくに、「東京ライフ」「月海」は
今回のバージョンの方が、自分好みだ。

KANの持つ、日常をユニークな視点で淡々と描く作風が
弾き語りというスタイルに非常に合っている。

全体を通して、決してバリエーションに富んだアレンジメントではないけど
何回でも聴きたくなるアルバム。
買ってよかった、と思える一枚だ。
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by satton07 | 2005-10-04 00:32 | ウチのCD棚


どもー。


by satton07

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