#054 谷川賢作「Nature Boy」

b0024020_2382618.jpg前回のアッコさんのマインドを継承しつつ。
ユニークな活動をされているこの人の最新作を・・・。
賢作さんは、ピアニストで作曲家。
かの谷川俊太郎氏のご子息で
俊太郎氏とも詩の朗読とピアノでのコラボレーションなどもしております。
このアルバムは、賢作さんのピアノソロ作品のベスト盤。



はじめて賢作さんを知ったのは2年と少し前。
職場の同僚に連れられて、玉造にある小さな居酒屋で
スティールパンの山村誠一さんとのデュオライブでお会いしたのが最初だった。
20人くらいしか入らない、小さなハコで
まさに目の前で賢作さんがピアノを弾いてくれた。
思えばいい出会い方だったなあ、と。
まず聴いて、この人のジャンルはいったいなんなんだろう、と思った。
ジャズ、のようにも聞こえるけどどこか違うし
かといってクラシックのようなかちっとした感じもしないし
自由奔放、というのではないんだけど
こころのおもむくままに奏でられた、自由な音楽だなあと感じた。
日々の思いや価値観を
たどるように記録して、封じ込めたような感じ。
この音楽をどのように言い表したらいいんだろう、と思っていたら
このCDのライナーノーツに、賢作さんが
「日記をつづるように、音楽を奏でていたい」という一文が。
ああ、それだ、と、腑に落ちた。
この人にとってのピアノは、音楽は、
まさに毎日の暮らしそのもの。
言い方を変えれば人生そのものなんだろうな。

そういうマインドでもって活動しているミュージシャンは
有名無名を問わず、大好きだ。
そういう人ほど主張こそすれ絶対に押しつけがないし。


ところで、件のライブ終演後、打ち上げみたいな形で
賢作さんと飲むというような感じになったんだが
ちょうど目の前に座られたので
いろいろなお話を聴くことができた。
「アッコさんが好きなんですよ」などと話していたら
どうやら賢作さんもものすごくお好きだったらしく
あの曲がどうのこうの、とえらく盛り上がった覚えがある。

矢野顕子が好きと知って
ああ、だから自分もこの人の曲をきいてなんだか気に入ったのか、と
妙に納得した。
よく似た方向の音楽を共有していた、ってことなんだなあ。
なんか、でも
アッコさんが好きだとおっしゃる賢作さんの気持ち、わかる気がするよ。

と、まあその辺の話は
賢作さんが編集した「ピアノへ」という本でもいろいろ紹介されています。
「なるほどなあ」と思いながら読みましたよ。
長いことピアノを弾いてなかった人が
ふと、ホコリのかぶったピアノのふたをもう一度あけたくなるような
そんな本です。
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by satton07 | 2005-11-03 01:22 | ウチのCD棚


どもー。


by satton07

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