#096 レイジー・ルーズ・ブギー「いつもそこに君がいた」
知(持)ってる人、いるかなあ。1992年の作品。
アルバムと同タイトルの楽曲が
当時流行っていたTVアニメ「YAWARA!」の
エンディングテーマになっていた。
聴きながら「いい歌やなあ」とずっと思ってた。
残念ながら、今は解散してアルバムも廃盤なんだけど。
「YAWARA!」のオープニングとエンディングテーマは
何回か入れ替わっているが、どの曲もかなり好きだった。
女性のポップ系アーティストが担当してたんだが
けっこう、ツボを突く選曲っていうか。
永井真理子の「Miracle girl」や「You and I」、辛島美登里「笑顔を探して」、
原由子「少女時代」、今井美樹「雨にキッスの花束を」などなど。
レイジールーズブギーの「いつもそこに君がいた」は
テレビシリーズ最後のエンディングテーマ。
最初に聴いたとき、声がなんとなく似てるので永井真理子だと思っていた。
なんだか懐かしい気分になるメロディと
「あ、なんかわかる」と、どうしようもなくせつなーい気分になる歌詞が
多感な年齢であった自分ののココロに直球で入ってきた。
終わりの鐘が鳴って 君が席を立つ
気がつけばいつでも 君だけを見つめてた
ページをめくると いつもそこに君がいた
ノートの落書き いつもそこに君がいた
なのに、世間ではそれほど注目されることなく
そんなにブレイクしなかったのが不思議だった。
今となっては、いい歌=流行る歌では決してないということもわかるし
説明も出来るけど
当時は、なんとなく「なんでやろ」って思ってたんだけ。
けど、きっと同じようなことを無意識の感覚では気づいていたのかな、と思う。
そうそう。このバンドにまつわるエピソードをもうひとつ。
VocalのLOUさんが当時バンド活動の傍らでソロデビューした。
シングルを何曲か出したんだが、結局アルバムを出すこともなく
結果、音楽業界から姿を消すことになるんだけど
何枚か出したシングルのうちのひとつに、あるアーティストが目をつけてたのだ。
そのシングルは「泣いたり笑ったり忙しい君に」という曲のカップリング曲、
心があったかくなるバラードナンバー、「蒼い月の夜〜Lady in blue〜」。
好きな人ならもうお気づきかと思いますが
そう。槇原敬之ですよ。
ウチでも昔紹介した、「Listen To The Music」の一曲目に入ってる、アレです。
これは正直ビックリした。
かなりマイナーなアーティストのシングル、しかもカップリングやし。
初めてこの曲を聴いたとき
自分は残念ながらそのとき原曲を聴いたことはなかったけど
LOUさんの存在は知ってたので
「ええ、ソロでこんなええ曲残してたんやあ」と
なぜお金を惜しまずにシングル買わなかったんだろう、と当時の自分を悔やんだ。
重ねて書くけど
やはり、いい歌=流行る歌 では決してないし
いい歌にもかかわらず、中古CDショップの片隅にすら置いていないほど
忘れられていくような曲もあるのだ。
有名なアーティストだからといって
後世にずっと残るようないいメロディを書けるとは限らない。
その逆も然り。
まったく無名なアーティストでも
人のこころを動かすことのできるすばらしい楽曲を確実に生み出している。
それが陽の目を見るか否かは
プロモーションの作戦とか、広報メディアの見せ方とか
結局、何らかの目的をもった誰かがコントロールしたものに過ぎないと思う。
それでも、そんな意図に流されることなく
それでも純粋にいい音楽を作りたくて
クレイジーアバウトになっているミュージシャンの人々を
自分は心の底から応援していたいと思う。
流行モノそのものを否定するつもりはさらさらないけど
流行モノに流されて、
本当にいいものを見失ってしまわないようにいたいと切に思う。
なんて、グダグダ語ってしまいましたが
とりあえず、これ読んで「うわっ懐かしい!」って叫んでくれる人がいたら
ぜひコメント残してくださいませ(笑)。
ところで、アルバムは他の楽曲も青臭くて、若々しくていい感じ。
若々しさ、って部分では、以前ここで書いたHYとはまた違ってて、いい。
大人になって、いつのまにか忘れてしまったり
置き去りになってしまった、ピュアなこころを
「ああ、そういえば」と、思い出させてくれる、かも。
アルバムと同タイトルの楽曲が
当時流行っていたTVアニメ「YAWARA!」の
エンディングテーマになっていた。
聴きながら「いい歌やなあ」とずっと思ってた。
残念ながら、今は解散してアルバムも廃盤なんだけど。
「YAWARA!」のオープニングとエンディングテーマは
何回か入れ替わっているが、どの曲もかなり好きだった。
女性のポップ系アーティストが担当してたんだが
けっこう、ツボを突く選曲っていうか。
永井真理子の「Miracle girl」や「You and I」、辛島美登里「笑顔を探して」、
原由子「少女時代」、今井美樹「雨にキッスの花束を」などなど。
レイジールーズブギーの「いつもそこに君がいた」は
テレビシリーズ最後のエンディングテーマ。
最初に聴いたとき、声がなんとなく似てるので永井真理子だと思っていた。
なんだか懐かしい気分になるメロディと
「あ、なんかわかる」と、どうしようもなくせつなーい気分になる歌詞が
多感な年齢であった自分ののココロに直球で入ってきた。
終わりの鐘が鳴って 君が席を立つ
気がつけばいつでも 君だけを見つめてた
ページをめくると いつもそこに君がいた
ノートの落書き いつもそこに君がいた
なのに、世間ではそれほど注目されることなく
そんなにブレイクしなかったのが不思議だった。
今となっては、いい歌=流行る歌では決してないということもわかるし
説明も出来るけど
当時は、なんとなく「なんでやろ」って思ってたんだけ。
けど、きっと同じようなことを無意識の感覚では気づいていたのかな、と思う。
そうそう。このバンドにまつわるエピソードをもうひとつ。
VocalのLOUさんが当時バンド活動の傍らでソロデビューした。
シングルを何曲か出したんだが、結局アルバムを出すこともなく
結果、音楽業界から姿を消すことになるんだけど
何枚か出したシングルのうちのひとつに、あるアーティストが目をつけてたのだ。
そのシングルは「泣いたり笑ったり忙しい君に」という曲のカップリング曲、
心があったかくなるバラードナンバー、「蒼い月の夜〜Lady in blue〜」。
好きな人ならもうお気づきかと思いますが
そう。槇原敬之ですよ。
ウチでも昔紹介した、「Listen To The Music」の一曲目に入ってる、アレです。
これは正直ビックリした。
かなりマイナーなアーティストのシングル、しかもカップリングやし。
初めてこの曲を聴いたとき
自分は残念ながらそのとき原曲を聴いたことはなかったけど
LOUさんの存在は知ってたので
「ええ、ソロでこんなええ曲残してたんやあ」と
なぜお金を惜しまずにシングル買わなかったんだろう、と当時の自分を悔やんだ。
重ねて書くけど
やはり、いい歌=流行る歌 では決してないし
いい歌にもかかわらず、中古CDショップの片隅にすら置いていないほど
忘れられていくような曲もあるのだ。
有名なアーティストだからといって
後世にずっと残るようないいメロディを書けるとは限らない。
その逆も然り。
まったく無名なアーティストでも
人のこころを動かすことのできるすばらしい楽曲を確実に生み出している。
それが陽の目を見るか否かは
プロモーションの作戦とか、広報メディアの見せ方とか
結局、何らかの目的をもった誰かがコントロールしたものに過ぎないと思う。
それでも、そんな意図に流されることなく
それでも純粋にいい音楽を作りたくて
クレイジーアバウトになっているミュージシャンの人々を
自分は心の底から応援していたいと思う。
流行モノそのものを否定するつもりはさらさらないけど
流行モノに流されて、
本当にいいものを見失ってしまわないようにいたいと切に思う。
なんて、グダグダ語ってしまいましたが
とりあえず、これ読んで「うわっ懐かしい!」って叫んでくれる人がいたら
ぜひコメント残してくださいませ(笑)。
ところで、アルバムは他の楽曲も青臭くて、若々しくていい感じ。
若々しさ、って部分では、以前ここで書いたHYとはまた違ってて、いい。
大人になって、いつのまにか忘れてしまったり
置き去りになってしまった、ピュアなこころを
「ああ、そういえば」と、思い出させてくれる、かも。
by satton07
| 2006-05-21 12:45
| ウチのCD棚
どもー。
by satton07
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