#100 槇原敬之「どんなときも。」

b0024020_23552385.jpg祝、100回!!!!

あらかた想像ついてたかもしれませんが
やはりここは
自分の一番好きなアーティストで
飾っておきたいなと。


で、自分の立ち位置をもう一度確認する上でも
過去に何度か書いてもいたけれど
どうしてもこの曲について書かせて欲しい、ってわけで
今回ばかりは、趣向を変えてシングルCDだす。


自分にとって、人生で最も衝撃を受けた曲は?と聴かれたら
自分は間違いなくこの曲を挙げる。
その後の自分の音楽嗜好を決定づけたと思うし
この人のこの曲と出会わなければ
価値観も含めていまの自分はありえないんじゃないか、とさえ思う。

昔の日記でも書いたが
この曲と出会ったのは中学3年生のころ。
当時たまたま通っていた温水プールのBGMとしてかかったのがこの曲だった。
ひとり泳いでいたときにふと耳に入ってきたあのイントロ。
「ん?」とか思ってたら、あの声とあのメロディが次に耳に飛び込んできた。
あまりのインパクトに
「え?なにこれ!?」って気持ちしか出てこなかった。
ただ立ちすくむしかなかったって感じ。

当時、ミュージシャンに激しく憧れてた時があって
自分でこっそり曲を書いたりしてたんだが
音楽的に緻密で、なおかつおぼえやすくて、誰もに愛されるような
まさに自分が作ってみたいなあ、と思ってた音楽を
さらりと流してきたのが槇原敬之だった。
どうしてもこの曲が聴きたくて
でも、地元のCDショップでは売り切れていて
隣町まで足をのばしてCDを買いに行った。

聴けば聴くほど、この緻密に作られたポップな歌は
自分の耳にこびりつき、もうどうしようもないって感じだった。
同時に、あまりに自分の向いている方向と同じすぎて
これ以上聴くのがイヤになったのだ。
てか、正面切ってこの人の音楽を聴くのがものすごく怖かった。
聴けばはまるということも感覚的にわかっていたので。
そこから高校3年になるまで、
自分の中で「マッキーは聴かないぞ」宣言を掲げることになるのだが。

ある程度、音楽を客観的に聴けるようになってきた高校3年になって
ようやく、アルバムを買おうかという気持ちになってからは
案の定アリ地獄のごとくずぶずぶとハマっていった。

それから先は、これまでに取り上げてきたアルバム紹介の通り、なんですけどね。

この曲の素晴らしいところは
正面切って語るにはちょっと恥ずかしい内容も含めて
堂々と歌い上げているところ、
なおかつそれがくすぐったくもなくて
とてもおぼえやすいメロディと親しみのわくアレンジでもって
コーティングされているところ、だと思っている。

ちょっと音楽的な話になりますが
以前の日記でも書いたけど
あのイントロは、まずありえへん。
サビのメロディをモチーフにしつつ
コード進行を入れ替えて、なおかつクラシカルなテイストを含めているところ。
そんなフレーズを思いつく、ってところでまずタダ者ではない。
半ばどーでもいい話だけど
川村結花版の「夜空ノムコウ」のイントロは、
まさに「どんなときも。」とよく似た展開をしてます。
よかったら聞き比べてくださいな。

あと、コードワークもオーソドックスな順次進行なのに
オーソドックスさゆえのありふれた感じではなく
「親しみやすい」音楽に仕上げているところが、この人の天性のひらめきを感じる。

ちなみに順次進行ってのは
G→D/F#→Em C→G/B→Am のように、コードが一音づつ下がっていく進行のこと。
しっとり系のバラードなんかでよく見かけるコード進行っす。
当時の曲でいうと、辛島美登里の「サイレント・イヴ」なんかが代表的。
最近だと「ハナミズキ」なんかもその仲間ですな。

コード進行でいえば、なんでそんなに人の心をくすぐるような和音をもってくるかなあ、って要素がかなり多い。
たとえば、「泣きたいくらい辛い気持ち 抱えていても〜♪」ってところは、かなりキュンと来るコード進行。
特に「抱えていても〜」のところのC→B7→Emがもうタマラン。
ここでB7来るか〜!?っていう
思いつきそうで思いつかないこの泣き所。

天性のひらめきといえば
サビに入る直前の「デンデン・デ・デン」っていうキメのフレーズ。
あれもやられた!って感じですね。

なんて分析しだしたら止まらなくなる、てゆーか
そういうツボが相当箇所に埋め込まれているのがこの曲。
そのすべてに嫉妬してしまうくらいの完成度の高さ。
これまで100枚紹介してきたけれど
あとにも先にも、この曲を超えるインパクトの大きい音楽に
自分は出会ったことがない。

自分も音楽を作ったりするけれど
この曲がすべてのお手本になっている。
いつか、こんな曲を生み出してみたいなあ、って
実は今でもけっこう本気で思っている。
なかなか難しいけど・・・。
形は変わったりしているけど
その気持ちだけは、ずっと変わらないんよね〜。

すんませんねえ。勝手に熱い思い語ってますけど。
まあ、自分のブログだし、いいとしよう(わけわからん)。

と、まあ。
そんな具合で100枚突破。

今後ともよろしうに。

ではでは♪
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by satton07 | 2006-05-29 00:30 | ウチのCD棚 | Comments(3)
Commented by claramart at 2006-05-29 01:04
おおお!100枚!おめでとうございます!
すごいなあ、続けるっていうのが、すごいです。
この後に続くCDも楽しみにしてますね〜!!!
Commented by ナヴィガトーレ at 2006-05-30 00:24 x
100回記念おめでとうございます。最初のインパクトって大きいですよね~。
私も10代の頃、古臭くておじいちゃんイメージの強かったアコーディオンを、当時、さほど売れていなかったcobaさんが弾いている曲を聴いて、演歌懐メロ以外にも弾ける楽器だったのか、と衝撃を受けました(笑)。
sattonさんも、「どんなときも。」を出発点に、現在のところまで辿り着いたのですね。101回目、楽しみにしています。
Commented by satton07 at 2006-05-31 01:16
コメントありがとうございます♪
100枚もおつきあいいただいて、ホント感謝です(笑)。

>claramartさん
続けられた、というのがけっこう自分的には満足してたりします(笑)。
どこまで続くかわかりませんが、どうぞよろしくです!

>ナヴィガトーレさん
10代の頃の衝撃って、ホントインパクト強いですよね。
あの年代で、出会っていてよかったなあ、と思う今日この頃。
で、おとなになっても、こういう衝撃のある音楽にもっと出会いたいなあ、と思う今日この頃でもあります。
この先、どんな風につながっていくかけっこう自分でも楽しみです。
どーぞよろしくです♪


どもー。


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