#121 スピッツ「スピッツ」

b0024020_214766.jpgスピッツ「スピッツ」


発売:1991/3/25
ポリドール ¥3,000


というわけで、スピッツ制覇一発目。
お約束のデビューアルバムからスタート。
制覇したいアーティストはいろいろいるなか
そもそもなぜスピッツ、なんて思いついたかというと
ウチのバンドのドラムスがスピッツ好きで
メンバーもスピッツ好きが多い、というそれだけ。
アルバム紹介どころか「私とスピッツ」みたいな文章になりますが
そのへんは許して蝶番(←わかりにくい)。

スピッツは大学の頃好きだった。
好きというか、カラオケにやたら通ってたので
そこでよく歌っていたというだけだが(苦笑)
聴いてたアルバムは「ハチミツ」と「フェイクファー」くらい。
基本的にシングルばっかり聴いてた。
アルバムはほとんど手を出していない状態だった。
てか、難解な歌詞に抵抗があり
一方であまり好きになれなかったというのもある。
好きというか一時の微熱という感じ。
こう書くとなんだかろまんちっくだが
つまりは上澄みくらいしか聴いてもなかったという
非常に勿体ない音楽の味わい方であったといえる。
当時の自分を振り返ると
別にスピッツに限った話ではないが。
ただ、あの難解な歌詞は確かに当時の青臭い今以上に世間知らずな自分には
とうてい理解できなかったようにも思える。

いま、こうして改めて彼らの音楽を聴いてみると
これがなかなか面白いぞ、と。
ものすごく想像力をかき立てる歌詞世界。
雰囲気で聴くと手触りや風景が浮かんでくるんだけど
アタマで聴くと、示唆に富んでいてシュールな世界、とでもいうのかな。

で、このアルバムなんだが
ホント今更ながら軽く衝撃を受けた。
「夏の魔物」や「ニノウデの世界」は以前から知ってたけど
こうやって改めて歌詞を読んでみると非常に想像力をかき立てられるコトバ。

 幼いだけの密かな 掟の上で君と見た
 夏の魔物に会いたかった

蒼くて鮮やかで怪しくて読んでて思わず切なくなる詞だなあと。


 つぶされかかってわかった 優しい声もアザだらけ
 やっと世界が喋った
 そんな気がしたけどまた同じ景色
 正義のしるし踏んづける もういらないや
            (「トンビ飛べなかった」)

 プラスチックでがっかり 言葉だけ無邪気になる
 ほらまた だまされてた
 いらないものばっかり 大事なものばっかり
 持ち上げてキョロキョロして
                (「海とピンク」) 

よく読むとかなしいくらいに現実的で
エロくて深い示唆に富んでいる言葉の綴り方が好きだ。
いろんな解釈があるんだろうなあ、って思うんだが
これだけいろんな解釈ができる歌詞ってのもなかなかないなあ、と。


ちなみにこれが発売されたのは1991年。
バンドブームの終わりかけくらい、かな。
クラスではBOOWYやUNICORNが流行り
(あー書いてて久々に聴きたくなってきたかもユニコーン)
ちょっとマニアックなロック好きが餃子大王やすかんちにハシっていた。
その頃の自分はというと
当時の売れ線の音楽を
ラジオからバランス良く吸収すると同時に
「愛は勝つ」を弾き歌うKANに衝撃を受け
辛島美登里や平松愛理をひそかに愛聴し
ピアノ弾き歌う人かっこいい、と憧れ
どう考えても
スピッツにはベクトルが向かっていなかった中学男。だったよね〜。
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by satton07 | 2007-01-08 02:14 | ウチのCD棚


どもー。


by satton07

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