#126 「一期一会 Sweets for my Spitz」

b0024020_2144692.jpg「一期一会 Sweets for my Spitz」


発売:2002/10/17
ドリーミュージック ¥3,045


いいよ、って話を聞きつつ
ずっと欲しくて探してたけどなかなか見つからなかったアルバム。
今日、ふらりとのぞいたCDショップで発見♪
早速聴きながら書いちゃえってことで。

スピッツのトリビュート盤。
こういったトリビュートものとかカバー盤をいろいろ聴く中で
これはかなり面白いアルバムだと思う。
ほとんどの曲がかなり原曲に忠実ではないので
人によってはかなり抵抗があるのかもしれないけど
アーティストによってこうも解釈が違うのね、って耳で聴くと
これほど楽しめるアルバムもないんじゃないかな。
もちろん、自分にだって好みはあるので
「ん!?」って感じの曲もあるにはあったけど(苦笑)。

あと、起用されたアーティスト陣のセンスが非常にイイッ!
ぱぱぼっくすとかゲントウキとかセロファンに、つじあやの。
関西のインディーズシーンで
がんばってたりブレイクした人材を積極的に起用してるあたり
非常に嬉しいところ。
(ぱぱぼっくすとセロファンはあんまりよく知らないが。爆)
珍しく、各曲ごとに感じたことを。。。

あと、あらかじめことわっておくが
原曲に較べて、、、というコトバは今回一切使わないぞっ。
なぜなら、ここに取り上げられた原曲は
誰がなんと言おうと文句なくいい曲ですから。
較べること自体ナンセンス、みたいな。
そーゆースタンスっす。

☆「スピカ」(椎名林檎)
オープニングにふさわしい。さすが、さすがだ・・・。
一発目から林檎ワールドに吸い込まれていく。
どこか情念がこもったような感じの世界。

☆「ロビンソン」(羅針盤)
ライナーノートには「サイケ・フォークロック的サウンド」って書いてあるけど
こういうのを「サイケ・フォークロック的サウンド」っていうんですね。
確かにサイケでフォークなロックだ。
シンセをフィーチャー。なんだかニューウェーブっぽい匂いもする。
まさに「宇宙の風」っぽいストレートな感じのアプローチだなあって思った。

☆「楓」(松任谷由実)
出ました大御所。サウンドプロデュースは冨田恵一大先生。
フルートとクラリネットの絡みが耳に心地よい。
冨田節炸裂ぢゃないですか。
こんな「楓」もアリなのか、ってある意味衝撃を受けてしまった。

☆「青い車」(ゲントウキ)
ゲントウキといえば、「鈍色の季節」。
初めて聴いたとき、なかなか印象にのこった曲だ。
全体的なコードワークやエレピのアプローチ、コーラスの重ね方などが
いかにもゲントウキっぽいアレンジだなあって思った。

☆「冷たい頬」(中村一義)
久々に聴いたぜい中村一義。
自分的にはお気に入りの一曲のひとつ。
バックバンドは100式ですか。
ちなみに100式のキーボードって、バタ犬の人だったんだ。
こういうロック的なアプローチ、自分は好きだなあ。。。

☆「空も飛べるはず」(ぱぱぼっくす)
素直な解釈だなあ。
アコーディオンがいい具合にスパイスになっている。
なにより惹かれるのは、ボーカル。
曲の甘酸っぱさを存分に引き出しつつ、
どこかにせつなさを残したような、そんな声。

☆「夢追い虫」(セロファン)
ボーカルがなんか高野寛っぽいー!
サウンドはとってもオシャレでソフトなロック。
どこかプログレっぽい響がとくにオシャレ♪

☆「田舎の生活」(LOST IN TIME)
ボーカルになんだかすごくチカラを感じる。
それはライナーノーツに書いてるような

>なんの躊躇もなく歌い上げる言葉の中には、聴く人々に何かを投げかけてくる。
>それは振り返っても取り戻すことのできない”喪失感”もしくは”後悔”であるのか?
>それでも後ろ向くことができない・・・。

その辺りにそのチカラの源があるような、そんな感じ。


☆「うめぼし」(奥田民生)
多くは語るまい。もう既にあなたの曲になってます。民生さん・・・。
冒頭のアカペラに意表を突かれたーっ!!!
この曲の歌詞って、ホント好きでねえ。
だってさー。
「うめぼし食べたい うめぼし食べたいぼくは 今すぐ君に会いたい」だよ?

完全にアタマのなかの想像力をひっくり返されちゃったもの。


☆「猫になりたい」(つじあやの)
つじあやのといえば、過去「チェリー」もカバーしてたけど
こっちの方がより「つじあやのっぽさ」が出てて好きだなあ。
詞のあったかみがクローズアップされた感じ。
なんだかほっこりしてしまった。。。

☆「チェリー」(POLYSICS)
このアルバムで最も衝撃を受けたアレンジだ。
のぁんてアバンギャルドなっ!
最初は抵抗があったけど、聞きだすと一番クセになるかも。
なんかこう、さわやかじゃなくてね(笑)。
沸き上がってくる欲望、つうかちょっとエッチな感じがするというか。
人間そんなにキレイじゃないっしょ、っていうか
そういう側面から描いたチェリーは
ちょびっとシュール。けど好きかもこーゆーアプローチ。
あれ?数年前だと受けつけなかったんですけど。こーゆー音楽。

☆「Y」(GOING UNDER GROUND)
この曲に限らず、これだけの名曲をカバーするのって
かなり勇気がいることだと思うんだけど
さらりと自分たちの世界を描ききっているのは本当にすごいなと思う。
この楽曲のもつせつなさを彼らなりのアプローチで見事に描ききっている。
サウンドの構成を変えることでも
同じような世界観をこれだけ再現できるんだなあ、と。

☆「夏の魔物」(小島麻由美)
あのねー。一番好きかも。
一番いいのはやっぱり一番最後なのか、って言いたくなるくらいに。
ボーカルにせよ、アレンジのアプローチにせよ
世界観の再構築にせよ
アルバムの中ではもっともバランスが取られた曲だと感じた。
まるで自分の曲のような歌いっぷり。
けど、歌の中にも原曲のようなアプローチを残して
どこかに「自分の曲ではない」という隙をあえて作っているようにも感じる。
(考え過ぎか・・・)
けど、そう思わされるところに、魅力を感じるんだけどね。



しかし、この文章書いてて思ったが
出てくるアーティストからすると
このアルバム、どっちかっつうと普通にスピッツが好きな人よりも
きっとスピッツを好むコアな音楽ファンが
もっそい喜ぶようなアルバムなのかも。。。

んが、
自分にとっては、面白いアルバムであることは間違いないっ♪
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by satton07 | 2007-03-06 21:43 | ウチのCD棚 | Comments(0)


どもー。


by satton07

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