#155 坂本龍一「千のナイフ」

b0024020_136678.jpg坂本龍一「千のナイフ」
(remaster edition)


コロムビアエンタテイメント ¥1,800
発売:2005/8/9



坂本龍一のソロデビュー作。
YMOでセルフカバーした、超有名な「千のナイフ」を含む。
好きですねー。こういうの。
とか書いてますけど
昔は決して聞くことはありませんでした。
いや、むしろ積極的に避けてました。
あまりこういう音楽を志向してなかったんですよね。
そんな自分が、ここ数年で
けっこうこの人のアルバムを聴くようになっていて
気づけばかなり好きになっていたのでした。

何に惹かれたのかというと
この人の音楽の中にある、クラシック的な趣。
テクノって、よく聞くとものすごく美しい音楽なんだなあ、と。
モーツァルトやハイドンみたいな
究極の形式美を追求した人々がつくった音楽に通じるものを感じます。
それでいて型破りな音楽というか。

このアルバムはそこにフュージョンやジャズ、
果ては現代音楽的なアプローチがごった煮になったようなサウンド。
のちのYMOにつながっていく音がそこかしこに見え隠れする。

アルバム冒頭の「千のナイフ」、これかなり好きな曲です。
印象派ちっくなんだけどアジアな響きも漂う
平行移動する和音の響きがなんともいえず取り憑かれます。
大正琴をシミュレートしたメロディのシンセ音も、かなり趣味です。
ボコーダーで毛沢東の詩を読みあげるという構成にも衝撃。
渡辺香津美の燃えるようなギターがこれまたかっこいいです。
もはやなんのジャンルかわかんないんだけど
聴いたら忘れないポップさがあり、病みつきになる一曲です。

中国の国歌「東方紅」が引用された「THE END OF ASIA」も好きな曲。
中国的なコード感やメロディラインの使い方、すごく好きです。
ぜひこういう感覚を身につけたいなと。

クラシックがお里である自分にとっては
「GRASSHOPPERS」もはずせない一曲。
高橋悠治とのピアノデュオ。
不思議なリズムだなあ、っておもって聴いてたら
これ6拍子の曲なんですね。
途中で3拍子に変わるみたいだし。

聴いていて退屈しない作り込まれ方がする。
けっこう、クセになるかも。
[PR]
by satton07 | 2008-05-17 02:27 | ウチのCD棚


どもー。


by satton07

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

ブログパーツ

カテゴリ

全体
Profile
音楽活動
Diary
読んだ本
観に行ったライブ
ウチのCD棚
ウチのCD棚♪ブックマーク
たび
おきにいりのお店

Bookmark

フォロー中のブログ

おキモノでSoul
chikazoのページ
音楽の杜
さっぷうけい。
Oh, My God!!!
日々のわたくし
できれば、平和に、すごしたい。

最新のトラックバック

http://venus..
from http://venusha..
http://while..
from http://whileli..
http://www.v..
from http://www.val..

以前の記事

2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
more...

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧