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スクーリング

日曜は、はじめてのスクーリング。
午前がピアノで午後から声楽。

どんな人が来てるんだろう?とけっこう気になっていたのだが
年齢近い人がけっこう多かったかも。
教職課程という性質上、学校の先生関係がけっこう多かった。
あと、音楽療法やってる人とか。
自分とよく似たことしてる人もいて、なかなかおもしろかったですね。
けど、自分みたくサラリーマン的な人は見つけることができなかった。。。
ま、たしかに稀なんだろうな。自分みたいなひと。

通信だけにいろんなところから来てる人が多くて
南は九州、北は北海道。
一緒にレッスン受けた人は名古屋と神奈川と埼玉。
家は堺で、って自己紹介したら逆に「どこ?」って聞かれまして(苦笑)。
なにがびっくりって
仕事しながら、それだけの距離をかけて通おうというやる気。
それに較べたら自分なんて恵まれすぎなので
その分がんばらないとバチがあたりそうです。


つうわけで午前はピアノ。
クラシックのレッスン受けるのはかなり久々です。
数年前に数ヶ月ほど受けてたことがあるのですが
長期的にレッスン受けることになるのは実に十数年ぶりです。
長いことジャズやポップスばっかりやってたので
クラシックの脳に切り替えるのに時間かかるかな、と思ったのですが
案外すんなり切り替わりました。
とはいえウデは最高潮のころに較べたらオソロシく落ちてるので
課題曲はかなりレベル落としました。
ソナチネアルバムから任意の曲の1楽章を、と言われてたので
冒頭のページに載ってる、クーラウの有名なやつを選択。

たぶんピアノしたことある人なら絶対知ってるあの曲。
譜例はこちら(ちなみに譜面の書き込みは小学生の頃のもの)↓

スクーリング_b0024020_028513.jpg



久々だったのでちょいと指がもつれましたけど
何度か弾くうちに慣れてきまして。
とりあえず、先生の評価は「中の上くらいってとこかしら」とのこと。
けど、さすがですね。目から鱗がおちるようなコメントの連打でした。
和音の積み方とか、フレーズの読み方とか。
速いパッセージの譜読みの方法とか。
中でもがつんと来た名言は
「ピアノは指で弾くんじゃなくて、脳みそで弾くものよ」と。
ようは、脳からの命令で指を動かしてるんだから
まずは脳みそで
きちんと指をコントロールできるようにならんといかん、というわけです。
初心者ほど、感覚や感情にまかせて弾いてしまおうとするもんだけど
まずはアタマで理解することが大事なんですって。
ああすごくわかるかも。
「これやってごらん」と譜面台に差し出されたのは
ちょっと前に流行ってた「脳トレ」。
一見ピアノとなんの関係もないものですが
本当にピアノが上手な人っていうのは
こういうところでも地道に学ぼうとしてるのね、と認識。
わしも、むやみに難しい曲を弾こうとせずに
簡単な曲でも、確実にきちんと弾きこなせるように
がんばってみようかな、と再認識。
とはいえさすがにソナチネはもう合格、ということで
別の曲をなんか用意してきてね、と。
音楽の基本をきっちり叩き込んでおきたいので
ここは敢えて古典派かバロックで。
とはいえバッハをやるほどの時間がないので
モーツァルトのピアノソナタあたりをやってみようかなと思います。
はぁ。苦手だったんだよねぇ。モツァルト。
中高生のころはなんかこう練習曲チックな古典派より
派手な感情露出系のロマン派の音楽が好きでしたけど
おとなになってからは、
端正な様式美って感じの古典派が好きになってきましたね。
このままいくとバロックへ遡り
そのうちグレゴリオ聖歌とかにハマる日がくるんでしょうか。

で、昼からは声楽。
実は今回のあらゆる授業で最もネックに感じていたのがこの声楽。
だって、やったことないんだもーん。
独学ですらやったことなし。
歌なんて、「ねいろにっき」つくった時に歌ってたくらいだし(笑)。
レベルチェックテストやります、ということで
課題曲が与えられてたんですが
一人ずつ呼ばれて、学生と教官に見守られる中歌うわけです。
あれ、妙な緊張感が走りますね。
半ばもうどうにでもなれ〜って感じで
高校生のときに若干習った「Caro mio ben」をうたう。
意外と気持ちよかったんですけど
さすがにこれはどうなんかな、って思って
テストのあとのクラス分けを知らされ仰天。
なんと、経験者クラスに入れられているではないか。。。
しかも、めっさうまいなこの人、って思ってた人と一緒じゃん。
試験官もやってた担当の先生に
「声楽かなんかやってたんじゃないの?」って聞かれ
「いえ、強いて言えばバンドくらいです」と。
でも、確かにここ最近声は出やすくなった気がする。
アルバム作るときに、声出したりしてたし。。。
先生に
「直すべきところはいっぱいあるけど
もっと自信もっていいとおもいますよ。声もよく出てるし、
なにより歌心があるのがよい」と。
直すべきところを直していったら、どんどん上手くなれますよ、だって。
歌は相当苦手意識が強かったので
先生のこのコメントは正直かなりうれしかったですね☆
決して「ダメだ」と言わず
いい部分を伸ばそうとしてくれはるし
なにより、人をバカにしたような言動を決してしない、
ものすごくいい先生でした。幸運でしたね。
教職取るならドイツ歌曲もやっといた方がいいよ、ということで
可能なら次回までに
ベートーベンの「Ich liebe dich」を見てくるように、との指令。
練習間に合うのだろうか。
というか、この際もう少しレッスン通った方がいいのかな。。。

とりあえず、今年の目標は
授業を通じて音楽の基礎体力をつけておくということですので
その辺を意識しながらやっていこうと思いますです。はい。
by satton07 | 2008-05-27 01:03 | Diary


どもー。


by satton07

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