#157 Mario Bauza「AFRO CUBAN JAZZ」

b0024020_2320359.jpgMario Bauza「AFRO CUBAN JAZZ」
(1986)

Produced by Jorge Dalto
Yemaya Records




ここ最近よく聴く音楽は、ラテンが多いです。
なんでかよくわかりませんが
昔から、なぜか好きなんですよね。ラテン。
とくに好きなのはサルサ、ボサノバ、マンボなど。
なかでも、ラテン音楽から派生した
「ラテンジャズ」ってやつは最近特に好んでよく聴きます。
どうやら自分、
スイング系よりも、シンコペーション多用系の音楽が好きなのかも。
自分の体内リズムにも馴染みやすいのかな。。。
ラテンのブラスなんかもうシビれてシビれて大変なことになってしまいます(笑)。
テンション系、おもに6thのクローズボイシングでうねる
サックスセクションとか。
サックスと言えばやっぱしバリトンですよ。バリトン。
学生時代は目立ちたい一心でバリトンよりテナー、テナーよりアルト。
けど、いろんな音楽を聴くうちに
ある時期から趣味がまったく逆になっていました。
低音の渋みというか、目立たないけどたまに見せるエロさに
魅せられてしまったという感じです。
「チラ見え」が一番ドキドキするような、そんなかんじ。

ちょうど先週、クルマの中で聴いたFMで
小曽根真さんのジャズプログラムをやっていて
そこがちょうどラテンジャズ特集。
なかでも、Afro Cuban Jazzの大特集でした。
自分の中でAfro Cuban Jazzといえば、
ちょっと違うテイストもありますけど
やはりDizzy Gillespieの「A Night In Tunisia」ですね。
学生時代、BigBandに近い編成のBrassBandでやったことがあって
かなりクセになったのを思い出します。
Afro Cuban Jazzの名曲といえば
Dizzyの「Manteca」や
Duke Ellingtonの「Caravan」もいい曲ですよね♪
けど、そもそもAfro Cuban Jazzってなんやねん、ってことで
もともとはAfro Cuban、という音楽。
Afro Cubanは、
1940年代にアメリカで生まれたJazzのひとつ、Be-Bop(ビ・バップ)と
キューバなど、中米のリズムが混ざり合ってできた音楽。
サルサやマンボの源流と言われてるそうですね。
当時、Be-Bopのトランぺッターで編曲家でもあったMario Bauzaが
義理の兄弟でもあったMachito(マチート)がMambo Bandを始めた際に
そこへJazz要素を取り入れたのが
Afro Cuban Jazzの始まりとされているようです。

複雑なリズム体系と
メロディアスでアツいピアノ。
熱気と湿気ムンムンなホーンセクション。
昔サックスをやってたので
どうしてもこういう音楽にはやられてしまいます。
自分のなかには、意外と
内面にラテン的な温度感を持っているのかもしれません(笑)。

前置きが長くなりましたがこのアルバム。
タイトル通り、まさにAfro Cuban Jazzとはこれだ!と言わんばかりの
インパクトの強い曲のオンパレード。
その筋の超名盤だけあって、非常に聴き応えのあるアルバムです。
いきなりノリの良い「Mambo Inn」でスタート。
超有名ですよね。この曲。
このアルバムのプロデュースを担当した
ホルヘ・ダルトのピアノが冴え渡ってます。
この人のピアノ、好きかも。
この曲、熱帯JAZZ楽団もカバーしてます。
吹奏楽版でもアレンジされたポップス譜があるので
知ってる人も多いかも。
小曽根真と塩谷哲のピアノデュオ版も泣けます。
(ボーナス盤に収録。そのCDについては詳しくはここ
このテンションの高さを保ってアルバムが進んでいきます。
続く「Quedate」(T-2)のボーカルも、どこか憂いを感じてステキです。
グラシエラって人らしいです。超有名らしいけど知りません(苦笑)。
マンボのリズムと
ネチッとしたブラスのシンコペーションが痛快な「El Mareito」(T-3)
この曲では、マリオ自身がアルトサックスのソロを吹いてます。
「Imitations」(T-4)のエレピのバッキングも、
音楽にバッチリ馴染んでます。
FMシンセ系のエレピ音って、実はあんまり使ったことないんです。
てか、80年代の洋楽的な使い方ならまだしも
それ以外の上手な使い方がよくわかんなかったんですよね。
そうか、この前のライブでこんな音使ってみたらよかった(涙)。

ところでマリオ・バウサは
実はクラシック音楽出身なのです。
ジャズ編曲家/ミュージシャンとして活躍する前は
キューバのハバナフィルハーモニーでクラリネットを吹いていたそうです。
クラシックの教育を受けた人が
ジャズの世界で活躍することは当時は稀で
そういう意味でも、かなり重宝されたそうです。
クラシックの教育を受けてきたジャズ/ポップス系ミュージシャンが
つくる音楽って
アツさの片隅に、どこか美しさと音楽としての確かさを感じます。
別にプロフィールとか知らないのに
知らないうちに、そういう音楽を好んで聴いていたりします。
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by satton07 | 2008-06-20 23:20 | ウチのCD棚


どもー。


by satton07

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