ライブ鑑賞はやっぱり刺激になる。

以前参加していたバンドのライブを観に行ってきました。
メンバーに会ったのもけっこう久しぶりで、おおよそ2、3年ぶり?くらい。
一緒にさせてもらってたところから聴く方へまわっても
やっぱりいいバンドだなーと思えるようなライブでした。
ほぼすべてオリジナルだったけど、どの曲もやったことのある曲だったので
なんか変な感じもしましたが。。。

それぞれがいろんな音楽的背景をもっていて
それぞれの語法にもとづいて演奏していてても
ピタッとひとつのグルーブになってステージをうねっているような
そんな感覚がありました。
自分にとって、すごく理想だなあ、と思えるようなプレイでした。
ちょっと前、別の場所で別のミュージシャンの大先輩にも
自分の音楽的な「ふるさと」は大事にせないかんよ、と言われたんですが
なんかここでもシンクロしていて
きっとなんかそうなんだろう、と、思います。

明日は自分のライブです。
細々と続けているピアノでのライブ。
そろそろ自分のスタイルを位置づけていけるようになりたいです。
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# by satton07 | 2015-10-11 00:57 | Diary | Comments(0)

写譜。

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さいきん、ひとりピアノのライブをすると
「今日やった曲、弾いてみたいです」というお声を聴くことがたまにありまして。
いや、ほんとにありがたいというか、嬉しい話なので
ぜひぜひ、と思いつつ、用意できないのもなんだかなあ、と思っておりました。

自分の記録として残すのも兼ねて、ずいぶんぶりに、写譜をしています。
もちろん、PCベースで譜面を作成することもできるにはできるんですが
せっかくつくるなら、自分にしか作れない形で残しておければという思いもあって
時間はかかるけれど、清書は手書きですることにしました。
そのほうが、自分の演奏とか音楽のスタイルに合うかなーと思ったからでもあります。

で、写譜ペンもインクが切れてて使い物にならなくなっていたので
三条のJEUGIAに買いにでかけて、練習もかねて自分の過去の作品を写譜。
ひさしぶりに書いた割には時間はあまりかからなかったものの
勘を取り戻すのには少し時間がかかりそう。。。

ライブで演奏する曲のいくつかを、譜面に起こしやすいように
すこしアレンジしなおして、順次譜面に起こしていきます。
いずれはライブの場で手に入れられるように、などとも考えておるところ。
ソナチネくらいのレベルを弾く子どもが弾けるような楽譜も書いていきたいなとおもいます。
もちろんおとなの人にもたくさん弾いてもらいたいのですが
できたら、jazzとかclassicとかカテゴリにとらわれない
子どもに弾いてもらえたらいちばん嬉しいなと思っているのです。
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# by satton07 | 2015-08-30 21:45 | 音楽活動 | Comments(0)

LIVE@ぷくぷくワールドまつり

ずいぶんひさしぶりのライブでした(というか、ここでライブのレポ書くのも)。

今年に入ってからは、3回目の本番。
すっかりごぶさたになってしまってて、自分でもまだまだ課題ありだなーと感じたのですが
お客さんの拍手にずいぶん励まされた感じ。
かなりひさしぶりに、弾き語り主体のライブをしたのですが
ピアノソロと違って、アレンジにもいろいろ幅を持たせられる分、おもしろいなって思いました。
弾き語りはやはり楽しいですが
作り込みが足りなかったのが悔やまれます。。。
ある程度作り込んだ方が、弾き語りの場合は力が発揮できるのかもしれません。。
ちょっとづつ、レパートリー増やそう。

曲目は、しっとりめな洋楽中心。
もっと練習する時間がとれたら、SMAPの曲を
ジャズぽっくアレンジして歌ってみたかったのですー。


ところで最近ちょっとづつ曲を作りためています。
インストですけど、もうちょっとまとまってきたら
なんらかの形で発表してみたいなと思っています。
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# by satton07 | 2015-08-09 00:29 | 音楽活動 | Comments(0)

ずいぶんぶりに

半年ぶりの更新。。。
誰も読んでないとおもうが、備忘録に。。

ひさしぶりに過去の日記を読み返してみた。
かれこれ10年以上前からの記録が残っていて
あらためて読んでみると、けっこう読みごたえがある。
今となっては忘れてしまっているようなことが
けっこうさらりと書いてあったりして。。

歳もとり、いろんな環境も変わっていくなかで
あの頃と同じ体力や心持ちで同じことはできないにしても
ちょっと、また、音楽でなにかやりたいなーって気持ちになっている。
そんなにがっついた気分でなくて
あくまで自分自身の満足のために、だけど
つくりたいものを、ゆっくり考えながらつくっていきたいなーと
そんなことをおもうのです。
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# by satton07 | 2015-06-28 01:54 | Diary | Comments(0)

あたらしい年になりました

あけましておめでとうございます。
あたらしい年になりました。

こちらではあいかわらず更新頻度が落ちておりますが、去年一年間は
音楽活動では久しぶりに精力的にいろいろと取り組んだり
新たな出会いが重なった年でした。
楽曲の作・編曲依頼をうけたことや、ソロピアノでのライブが定着したこと
絵本と音楽のコラボレーション企画が縁で、幼児教育の方面の方々とつながりができたこと
そこから派生して、
今年は、ピアノのコード演奏や簡単なアレンジについて教える機会にも恵まれました。
それぞれはおもしろい一方で、なかなかに大変だったりもしたけれど
いまおもえば、すべてがとてもいい勉強になったなと思います。

そういう意味で、これまでの活動の成果が、新しい方向に向かって徐々に動き始めたような
そんな感覚があります。
今年は、それをもっと膨らませていく一年にしていければいいなと思います。

おかげさまで各方面からいろいろなオファーを頂けるようになってきました。
まだまだ、本業のお仕事も持ちながらの活動なので、できることとできないこともあるのですが
自分自身のなかにあるこだわりや、大切にしていきたいものと日々向き合いながら
できることには、丁寧に時間をかけて、じっくり取り組んでいきたいと思います。


この一年間の活動を通じて思ったことのひとつに
自分は、音楽という芸術を「日常化」することに
とても興味があるのだなあ、ということがあります。
たとえば、ライブひとつにしても
別におおきなホールにいくでなく、近所で通いやすい喫茶店なんかで
気軽にリクエストした音楽を聴くことができたり
じゃあ歌いましょうか、という感じで一緒に歌う時間があったり
決まりきったプログラムの通りに進むライブではなくて
お客さんとの対話の中で弾く曲やアレンジを決めたり
その日の雰囲気や空気にあわせた即興的な演奏をしたりするのですが
たぶん「さあ、聴くぞ」というようなものではなくて
もっと日常的な会話のようなものであってほしい、と思っているのです。
これって、自分がいままでやってきたバンドでも
似たようなことを思っていたのですが。。

もっと生活的なことで言えば、台所で料理しながらこどもに歌を聴かせるような
そういうイメージで、音楽をやっていきたい。
言語やコミュニケーションツールとしての音楽表現の方法に関心があるというか。
自分にとって、そういう意味で即興演奏やジャズといった音楽は
これからの自分のキーワードになっていくような気がしています。

幸い今年は、そういう思いを実現できそうな機会をいくつかもらえそうでして
そっちを深めていけたら
ちょっとおもしろいことになっていくんじゃないかな、そんなふうに思っています。

そんな堅苦しいこともも思いつつ
やっぱりピアノ弾いたり曲作るのは好きなので
合間を見て、今年はピアノの練習をしっかりやりつつ
オリジナルの作品を1曲は書きたいな、、と。

ことしもよろしくお願いします!
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# by satton07 | 2015-01-01 23:40 | Diary | Comments(0)

気づけば12月

更新が随分滞ってしまい、気づけば12月。。。
やはり、Facebookがあると、そっちに書いたりして
Blogは更新の頻度が落ちてしまいます。

さて、本日でまたひとつ歳をとりました。
このブログを始めた頃はまだ20代後半だったのに
気づけば、すぐそこに40歳代が見えてきました。
思えば、あっという間。。

あの頃イメージしていた先の自分の姿と照らし合わせてみると
いろいろ予定外なこともありつつも
けっこう、イメージしてた通りに、やりたいと思っていたことを
そのときそのときでできる形で、ちょっとづつですが、できているようにおもいます。
念ずれば通ずる、というのでしょうか
そういうのって、結構大事だな、っておもいます。
しぶとく、諦めずに、こころのなかで、イメージを握っておくことが大事なんかな、と。

というわけで、今年は、音楽面ではいろんな出会いにも恵まれて
いい経験もたくさんさせていただけました。
ひとの作品の編曲や、絵本と音楽のコラボレーション、ピアノソロでのライブなど
ここでは書けてないこともたくさんありますが
ここ数年のうちでは、けっこう充実した一年だったと思います。
来年以降の自分の展開を考える上で、とても重要な出会いも多く
これまで自分がイメージしていた、自分のやってみたいことが
一気に現実として、実現する足がかりも見えてきました。
そのうちここで書くかもしれませんが
来年は、そこに軸足を置いて、着実に
ひとつひとつ、経験を重ねていきたいなと思います。

さあ、この1年はどんな歳になるのか。どんな予想外が起こるのか。
予想外も含めて、楽しめる一年にしたいなとおもいます。


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# by satton07 | 2014-12-07 23:49 | Diary | Comments(0)

夏休みは

ここ数年、お盆から少しずらして夏休みを取るのですが
ことしも、金曜から明日までが夏休み。
遠出することもなく、大阪にも一切出て行かず京都で過ごしてます。
金曜は毎年恒例の古本市、土曜は五山の送り火。
日曜は雨につき家で過ごし、今日は大原へサイクリング。
近所のお店に美味しいものを食べに出かけたり
地元の野菜で料理したり、これはこれでかなりリフレッシュ。
旅に出るだけがリフレッシュじゃないですね。
その合間を縫って、ピアノの練習をしたりしてます。
ここのところ練習できなかったので、指がすっかりなまってしまいました。
ちょっとだけ回復。
ことしは、それに加えて、夏休み前から、鉄道模型のジオラマづくりをやってます。
実は、今年に入って密かにハマっている趣味。。。
あまり人には言ってないのですが
子どもの頃、鉄道模型にハマっていた時期があり
その頃の列車やパーツが、まだ使える状態で残っていたので
引越しを機に、前々からやってみたかったジオラマづくりをやってみることに。
そんなに広いジオラマは作れないので、
分割式で、ちっちゃなレイアウトをいくつか作ってみようと、やってるとこです。
美術の成績が芳しくなかった自分ですが、けっこうそれなりのモノが作れるもんです。
まとまった時間があるので、がっつりつくってみました。
まだまだこれからですが、時間をかけてぼちぼち、作りこんでいきたいなとおもいます。
手段は違えど、音楽づくりと共通してる部分が大いにあるので
やってるとなかなか楽しいです。

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# by satton07 | 2014-08-19 00:10 | Diary | Comments(0)

不便さをあえて選ぶこと

休日を利用して金沢へ。
ここ最近、旅行に行くことが増えた(気がする)。
もともと出不精な自分なのだが、つれあいが旅好きでもあるので
それに乗っかって、出かけることが増えたということだと思うが
行ったことのない土地や、改めて訪ねた土地で
新たな価値観とか考えとかにふれる機会もまた増えたので
これはこれで良かったなとおもっている。
日本全国、いろんなところへ行って
いろんな人たちとふれあってみたいなあと思ったりもする。
いままであまりそうは思わなかったんだけれど。。

それはさておき、金沢で21世紀美術館を訪ねて
建築家の中村好文氏とデザイナーの皆川明氏の対談を聴くことができた。
日常のなかにあるものから、美を見いだすことについてや
ものづくりにおいてのスタンス、考え方についての話だったのだが
とても興味深い内容だった。
建築とかデザインに関してはあまり知見がなくて
中村氏は失礼ながらその日まで存じ上げなかったのだが
おおきなハコモノではなく、住宅などのちいさな建物のデザインにこだわって
仕事をされてきたそうだ。
とりわけ、「小屋」が好きだそうで、その小屋づくりに関する話がメインだったんだが
その根底にある考え方にとても共感を持てた。
例の3.11以降、いわゆる既存のエネルギーに頼ることなく
簡単な水力発電と太陽光発電で、必要最低限の電気をまかない
電話線などのいわゆるライフラインは一切つながない小屋づくりをされたのだが
そのコンセプトがなかなかおもしろい。
とにかく、「不便」なのだ。
それは、必要でないものを必要以上に使わない、という意味での不便さ。
雨水を集めて濾過したシャワーの水は、ちいさなパッケージ一袋分。
寝室とリビングとダイニングを兼ねた4畳もない空間。
けれど、その不便さのなかから、必要最低限なものを捻出し
不便さのなかから、さまざまな工夫をこらし、
日常生活における「便利さ」を生み出していく。
単に必要なものを必要なときに、という意味での便利さではなくて
さまざまな制限や条件のあるなかでの生活をより快適にという意味での便利さ。
これだけ世の中が前者の意味で便利になってくると
あえて「不便」という状況をつくらないと見えにくくなっているものがあまりに多いなと。
もちろん、日常生活をより良くするための便利さは、活用して行くべきだと思う。
けれど、これからの時代、あえて不便なものも
意識的に残していくべきではないかと自分は考える。
便利さと不便さが両立するような、そんな多様さがもっとあってもいいんじゃないかと思う。

たんなる懐古趣味とかそういうのではなくて
意識的にモノを考えるため、むだづかいをしない、必要最低限という意味での
意識的なダウングレードなり、現状維持というのは
選択肢のひとつとしてもっと尊重されてもいいんじゃないかなーとおもう。
不便な状況のなかで、さまざまな想像や創造が培われる。
これは、日常生活のなかでの経験からくる実感だ。
4音しか同時に出せなかったキーボードで、いかに色彩豊かな音楽をつくるか。
電話でしか通信手段がなかった時分に、
いかに相手の父親に見つからずに、こっそり彼女に電話をかけていたか。
携帯アプリもなかった時分に
時刻表と地図を駆使して旅の計画を立てたり。
ちょっと話が傾いてきたけど。

より早く、より簡単に、欲しいときに手に入る、などとという意味での便利さは
一方でとてもいいことであると思うが
その便利さと引き換えに、失うものや負担しなければいけないものが増えるのであれば
それは本当にいいことなのか。
その辺のバランスを自分の中で保っていたいなと思う。

なんだかつらつらと書きたいことを綴った文章になりましたが
ちょうど自分の向いている意識や指向とシンクロする内容で
要するに、めっちゃおもろい対談やったということが書きたかったのでした。。

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# by satton07 | 2014-08-05 00:06 | Diary | Comments(0)

自分のピアノを伝えるということ

ピアノを教える機会に恵まれた。
教える、というより、伝えるというほうが合ってるかもしれない。
今日は、その初回だった。
今年になって手伝い始めた、絵本に音楽をつけるとりくみのなかで
ピアノを担当している自分がなにかと忙しくなり、なかなか都合がとれないこともあり
それならばと、メンバーのひとりに、即興演奏のしかたを伝えて
自分がいなくても、活動ができるようにしよう、となったのがきっかけだった。

とはいえ、これは同時に以前からずっとやってみたかったことでもあったので
ひょんなかたちで実現することになったのだ。

即興演奏、といっても幅広くて
その場の空気で音をつくったり、絵本のストーリーに合った音を
その都度その場で作曲して弾くこともあるし
あたえられたコードに対してその場でメロディーをつける、ということもあるが
ひとまずは、即興演奏の土台のひとつになるであろう
コードのみで歌の伴奏をさまざまなアレンジでできるようになることを目標に
始めてみることになりました。
3コードを理解できるということだったので
それをもとに、転回形和音のつなぎ方や、リズムパターンを変えて
いろいろなコード進行を実際に弾きながら練習。
初めこそ戸惑っておられたものの、1時間もすれば随分慣れてきて
ブギのリズムで簡単なセッションができるまでになった。
基本のリズムを練習しながら
ところどころで、ブルーノートやキメのフレーズや、エンディングの持って行き方なんかを
ちらほらと伝えたら、どんどん伴奏がかっこよくなっていく。
そういうのを実感してもらえたようで、よかったなとおもう。

今日のレッスンをするために、テキストをこしらえたのだが
いままでの自分の演奏をふりかえって、
どうやって自分はコード演奏を身につけていったのかを振り返りながら、
それを書き起こしていく作業だった。
それは、なかなかにおもしろい作業で
振り返ってみると、自分自身は、理論ではなく、身体的な感覚で身に付けてきたものが
あとでそれらが理論として肉付けされていったということがよくわかった。
自分の場合、レッスンに関してはあまり理論に終始するのではなくて
まずは身体的な感覚でおぼえるなかで、少しずつその幅を広げて
それを体系化する理論をおぼえていってほしいなと思っている。
今日レッスンした仲間は、その方向が合ってもらえたようで、
次のステップが見えてくる形で終えることができた。

いまはまだ伝える側も手探りだけれど
いずれは、幼稚園や保育所の先生などの、子どもに直接かかわるひとたちに、
こんなスキルをどんどん伝えてみたいなと思っている。
子どもの好きな曲や、自分の好きな曲を、
ピアノを使って自由自在に楽しめるような先生が増えたら
子どもたちの音楽への敷居が少しは下がるのかなーと思ったりもする。

そんなことを思う今日この頃。

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# by satton07 | 2014-07-28 00:03 | 音楽活動 | Comments(0)

鳴子・こけしを訪ねて

東北、宮城県の鳴子に旅してきました。
こけし好きな妻の希望により出かけた鳴子でしたが
出かけてみたら、自分がすっかり魅了されてしまいました。
鳴子は古くからの温泉地。
古き良き昭和の雰囲気がまだまだ色濃く残っていて
ツッコミどころ満載の町並み。

ちなみに、こけしはもともと子どもの玩具として考案されたもので
いまでいう、ぬいぐるみとかそんな感じだったそう。
こけしをタオルでくるんで大事そうに抱える子どもの絵なんかがあったのですが
かつては、こうやって子どもたちはこけしを愛でていたらしい。
わかりやすさが必ずしもいいものではないなーと感じることが多い中で
そうやって、想像力を働かせながら遊ぶという手段がとてもいいなと感じた。
玩具としてのこけしは、観光地のお土産としてその地位を確立していき
地方ごとにさまざまな様式のこけしがあるそうだ。
道すがら偶然見つけて
実際にこけしをつくる工人の工房を見せてもらえる機会に恵まれたんだが
その工人さんが、これまたとても潔い人だった。
84歳で、まだまだ現役。この道60年の大ベテラン。
こけしの作り方や歴史について、自分たちのようなふらりと訪ねてきた旅人にも
とても丁寧に親切に説明しながら、実演してくださった。
柳宗理さんからたいそう気に入られ
それ以来、ずっと柳さんから注文を受け、オリジナルのこけしを作り続けているそうだが
受け継ごうとしたものの、結局誰にも受け継ぐことなく、自ら作り続けているとのこと。
「わたしがいなくなったら、まあ、だれかがやるでしょう」との言。
あくまでものづくりにこだわり続ける工人の意気に、ちょっとドキッとした。
しかも、目が生き生きしてはる。
ほんまに好きなことを一本見据えてやってはる。

鳴子こけしにも、工人ごとの表現や技法のニュアンスの微妙な違いで
さらに細分化された流派があるそうだ。
地域性の違いだけでなく、もっと細かい単位での集落、
あるいは家ごとの違いの分だけの表現の形があるということだろう。
自分が敬愛している音楽学者である小泉文夫氏の著作にも
そういえば同じようなことが書いていたのを思い出した。
一様にカテゴライズできず、多様性にあふれており
なおかつその背後でおおきな影響をもたらしている地域性こそが
日本の文化なのではないかと考えている。
そういうことを、肌身で感じることができたようにおもう。
世の中が、シンプルで、簡単でわかりやすいものが重宝される流れの中で
こういう意味での多様性や、微妙なニュアンスの違いについて
もっと積極的に意識していかないといけないな、と感じたのでした。
あと、作り手の顔が見える、というのもいいなと思った。
それは実際に会ったという意味だけではなく
対話をつうじて、知る、ということの重みをもっと意識したいと思ったのでした。
日常的にwebを使えるようになり、これだけ便利になると
つい気軽なツールであるwebに頼ってしまい
それで事を済ませようとしがちで、失敗することもあるのだが
やはり、あらゆるコミュニケーションの原点は、顔を合わせて対話するということだろうか。
そこから始めるかんじ。
そこにもうちょっと拘りをもって、やっていこうかなと
そんなことを考えた、こけしの旅。

もっともっと、日本のいろんな地域のことを知りたい。

独特な東北訛りに、あったかさを感じたのも大きかったのか
今回訪ねた場所の人々は、みんないい人ばかりでした。
お店の軒先で、コーヒーを出してくれておしゃべりしたり
工人さん自らがクルマで近くの湖に案内してくれたり
いい意味での「おせっかい」が、とても心地よかったです。
京都に帰ったら、自分もそうしようとおもいました。
ずいぶんと、心がほぐれたようにおもいます。
気分をいれかえて、またあたらしい日々を。。



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# by satton07 | 2014-07-24 00:37 | たび | Comments(0)


どもー。


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