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小曽根真&塩谷哲 ピアノデュオ @大阪ブルーノート

いってきました。ふたたびBlue Note。
あっしのone of the most respectable Pianists(←あってる?)。
ソルトこと塩谷氏。
しかも小曽根さんとのデュオ。
一発目から鼻血ブー(ヒンソな日本語ですまん)。
あの人々はなんであんな超絶技巧なフレーズを
いとも簡単そうに弾いてしまうのでしょう。
ピアノ2台で向かい合って演奏。
息もピッタリ。
てゆーかピアノで会話するってああいうことなのね。
なんとなく「山弦」における
佐橋佳幸と小倉博和みたいな空気感。
「え、小曽根さんそうくるの?」
「こんなのどうよ、ソルト君よ」みたいな。


本人たちも「ジャンルをこえた、おもしろい音楽を創っていきたい」と言っていたが
「そんなのはクラシックじゃねえ!」とか
「音楽ってーのはこーゆーもんで・・・」などと言われるのに
ひじょうに違和感をおぼえてきた自分にとって
こういうマインドはすごく共感できるし
こうありたいよなあとしみじみ思う。
なんてゆうか
「聴いてくれる人が『イイ』と思える音楽やったらそれでいいやん」みたいな。
クラシックでもあり、ジャズでもあり、ラテンでもあり
そんなジャンルの枠を飛び越えた自由奔放な音楽。
けれど、自由奔放に思わせておいて
実はその背景にはクラシックで築き上げた確かな音楽性があったりして
それがまたものすごい魅力てゆーか説得力があるのよ。
アカデミックな知識は、こうやって工夫されて活用されて
初めて活きてくるものなのね、と思う。

聴いてるあいだ、ずっとため息の連打。
あのレベルまで行くともうホントにため息しかでない。
かっこよすぎるねんてば。

以前川村結花が何かの雑誌で
「ソルトのプレイを聴くと『ピアノ練習せな!』という気分になる」と書いていたが
身をもってナットクいたしました。
「あー、もっとHANONとか練習せなあかんよこりゃ」って思ったもん。
HANONとは、ピアノやる人はほぼ必ず通る基礎練のテキスト。
ただひたすらクソ面白くないパッセージの連続。
けど、毎日続けてたら必ず指が強くなるという魔法の本でもある。
ただホンマにおもんない。
ある意味「達成感」を味わうには適しているかもしれんが。
塩谷氏は毎日このHANONを弾いているらしい。
そりゃあれだけのテクニックが爆発するよね、って感じ。


あんなイイ音楽を聴かされたので
最近ふぬけかけてたココロにいい刺激になりました。
いろーんな目標に向かってがんばってこー!と思いまふ。
by satton07 | 2005-02-27 02:04 | Live


どもー。


by satton07

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