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川村結花「Private exhibition」発売記念ライブ@心斎橋JANUS

ひさしぶりのライブきろく。
結花さんのライブは3年ぶりです。
アルバムもかなり久々のリリースということで
この日をほんまに楽しみにしていました。
懐かしいうたからあたらしいうた。
セルフカバーもあって、贅沢な2時間でした。


結花さんの音楽との出会いはもう10数年前。
そのことについてはここで書いたので割愛しますが
この人の描く歌はほんとうに普遍的な人の気持ちを歌いますよねー。
いまの自分に沁みてくる感じ。
あたらしいアルバムの曲も、ほんまに、いまの自分に直球で入ってきます。
20代半ばのころに出会ったころとは、悩みも思いもいろいろ変わってはいるけれど
この入ってくる感じは、あのころとちっとも変わりません。
そういうことが確かめられて、よかったー、って、そうおもいます。

もともと、結花さんの
単なる歌伴ではなく、歌詞に寄り添い、ときに歌詞を超え
ことばのもつ色彩や温度感を引き出していくようなピアノスタイルで
歌とピアノが一体となって
ひとつの色彩、世界を紡ぎ出していく弾き語りのスタイルがめっちゃ好きで
その核心をかいま見たような、そんな趣のするアルバムであり、ライブだったと思います。
リスペクトされてる、矢野顕子さんの歌い方、アプローチのしかたを
彷彿とさせる場面がかなり見えたりして
ああ、ほんとうに、いまやりたい音楽をされてるんだなあ、というきもちが
伝わってきたようにおもいました。

自分自身も、編曲をしたり
最近は、絵本と音楽をコラボさせたり、といったことに取り組んでいるけれど
その原点にあるものは、結花さんはもちろん、あっこさんとかリクオさんとか
こんなスタイルで紡ぎ出すようなピアノ弾き語りです。
いろんな表現手法を渾然一体と、しかもシンプルなスタイルで
ナマのライブ感の中で描き出すということに
ものすごく魅力を感じています。
もちろん、部屋でじっくり考えて
練りに練った凝ったアレンジをつくることも好きなんだけど。


翻って、結花さんの最近の曲で「後半もお楽しみに」といううたがあるのですが
これがなかなかに琴線にふれる、いいうたなんです。
30代後半、人生折り返しにさしかかったと思われる昨今(知らんけど)
これはかなりいいです。

 仕事とか家庭とか預金通帳とか
 目の前の景色はロマンティックじゃなくて
 それが暮らしのすべてだとしたなら 寂しい

 たしかに世界はままならないけど
 ココロだけは渡さないんだ 思いはいつも 自由 自由 自由

 夢見ることを忘れてないか 憧れることを忘れてないか
 残りの人生数えて 思い出に浸ってないか
 前半戦は終了 でももっとほしいもっとほしい
 そう これからが 本番だ


そう。

これからが、本番!





by satton07 | 2014-03-09 23:32 | 観に行ったライブ


どもー。


by satton07

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