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#067 KAN「TIGERSONGWRITER」

#067 KAN「TIGERSONGWRITER」_b0024020_14436.jpgKAN「TIGERSONGWRITER」

発売:1998/3/5
ワーナーミュージック・ジャパン ¥3,150
邦楽:ポップス・ピアノ系



そういえばちょっと前にもKANちゃん書いたような。
そういう気分なのだ。
年末にあるFM802のイベントのチケットを手に入れたので
浮き足立っているだけなんだが・・・。
で、何を選ぶかなあと考えた結果、最近CDを手に入れた、これ。
実はテープでしか持ってなかったのだ。



曲の構成、雰囲気ともになかなかお気に入りのアルバムだ。
おちゃらけた一面、ちょっとネガティブな一面、
一途な一面、など
ひとりの人間としての等身大の日常が
バランスよく描かれている。
初めてこの人のアルバムを聴くなら、まずはこの辺からがよいかも。

FM802で昔、MUSIC GUMBOのDJしてたときのつながりだと思うが
「愛しのオクサーヌ」では、ミスチルがゲストで参加している。
「人妻(子持ち)」に恋する男性を描いた歌で
ちょっと色めいたテーマ設定、ある意味ミスチルっぽい視点だなあ、と。
それだけに、桜井さんの炸裂した「オクサーン」のコーラスが
妙にマッチしていて、けっこう好きな一曲。

あと自分的に特筆すべき曲と言えば
「songwriter」と「月海」かな。
「月海」は、イントロがなんとなく尾崎豊の「I LOVE YOU」ぽいのは
この人のやり方からするとわざとなのか?という疑問はおいといて
なんというかホントにこの人はなぜこんなに
胸が痛む歌を書くことができるのだろうか。
恋人を失ったことがある人ならば
きっと誰もが味わうであろう気持ち。
現実を受け入れたくない、前に進みたくないという思いと
でも現実はというと前に進むしかないっていう
あの何とも言えないすがりようのない気持ち。
これがみごとに美しいことばで表現されている。

「songwriter」もなかなか。
歌の内容は歌ってる自分を顧みてるだけなのに
同時に聴いてる人の想像力をかき立てて
なにかを共感したり、忘れていた気持ちを思い出させてくれる。
きゅーっと胸がしめつけられるような気分になる。
同じような歌に「めずらしい人生」とか「Happy time Happy song」があるけど
自分を顧みる歌を歌わせたらこの人の右に出る人はいないと思う。
聴いたことがない人がいるのなら、
ぜひ聴いて欲しいなあと思う歌のひとつだ。


ちなみに
今回チケットがとれた「WINTER WONDER LIVE」なんですけど
出演はKANのほか、SALT&SUGER(塩谷哲・佐藤竹善)、
リクオに馬場俊英。
年の瀬になんとヨダレもののイベントを企画してくれたのでしょう。
関西に住んでいて心底よかったと思えた瞬間であった。
ありがとう802。
KANの「新春シャンションショー(×3)」のチケットが取れず
へこんでいたところだったので
よけいにテンション上がり気味。
by satton07 | 2005-12-13 00:11 | ウチのCD棚


どもー。


by satton07

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