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思いつくままに

ちょっと前からだけど、TBSで
知的障がいの母親が子育てするドラマをやっている。
これをどう解釈したらいいものか、とか
このドラマが世間にどんな影響及ぼすんだろう、とか
いろいろ考えてしまうことはあるけれど
実際につきあってみないと、やっぱり本当のことはわからないと思う今日この頃。


ちなみに今一緒にバンドやってるメンバーのひとりは、ダウン症。
あんまり進んで話すことでもないけど
話の流れの中で、メンバーのひとりがダウン症で、というと
へえ、何のボランティア?とか言われたりすることがある。
ああ、やっぱり世間ってそういう認識なのかなあ、って思ったりもするんだが
やっぱりなんだかあんまりいい気分ではないですね。
ボランティアじゃねーよ。好きで集まってやってんだよ。ということを
やんわりと主張するのですが。。。

メンバーのひとりと話したことがあるんだが
いかにもお楽しみ会的で人権啓発的なスタイルはやめようね、ということ。
このメンバーだからこそ出せるカラーを追究していこうねと。
べつに「障がい者の社会参加を広げましょう」という課題を持って
その啓発のためにやってるわけじゃないし。
ふつうに好きで集まっていろいろ追究しようぜ、というだけ。
けど、そういうマインドを持ったメンバーであるとは思うけど。

そです。自分たちがやってることは
ふつうのバンドならみんな考えることとまったく同じこと。
ただ、自分たちのバンドの性格上
それなりの配慮とかペースは当然出てくるけど。。。
相手にあわせるという意味では
配慮の形が異なるだけ。


偉そうなこと言ってるけど
自分が障がい者と関わり始めたのはここ5、6年。
そんな自分も
きっかけは「ボランティア」だったんですけど(笑)。
そそそ。
このボランティアも、当初始めた理由も
音楽を活かせることをしたかったということと
子どもに関わることをしたかったということから。
障がい者について関心があったというわけではなかったのです。
けど、それがきっかけで
ずいぶんとそのような世界を知ることになり、
いろんな人と関わるようになりました。

そんな人々との関わりのなかで
ずいぶんと目から鱗が落ちるような体験もあります。
ものごとを全体で受け止めたり
たまには受け流したり
こちらの伝えたいことを
相手の言葉に置き換えて伝えることであるとか。
つまりは相手を理解しようとしないかぎりは理解できない、という
当たり前のことに行き着くわけですが(笑)。

こんなこと書いてるけど
自分の知らない自分の中のステレオタイプが
まだまだあるんだと思う。
やっぱり、実際のところを知らないことも多いし。
自分の見てる世界は
全体の一側面に過ぎないということを
忘れてはいけないと肝に銘じなければならない。

とはいえ。
べつに相手が誰だろうがどんな人だろうが
それぞれのやりたいことをそれぞれのペースで
べつにそれを気遣うでもなんでもなく
ふつうにゆるーくつながっていられるような
そんな日常をつくっていきたいなー、なんて思う。
すくなくとも、自分の身の回りは、ねえ。
by satton07 | 2008-03-10 23:58


どもー。


by satton07

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